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ちょっと驚く気功の話 (1)

①気を、この目で見ることができました。

 気功を習い始めて2年ほどした時、先生から、
「手から出ている気を、暗いところなら見えますよ」
と、そのやり方を教えてもらいました。
 ところが、その時私は、気が見られるなんて自分にはありえないと信じ込んでいましたから、試してみようともしませんでした。
 しかし、気功の修練が進み、体の中を気が勢いよく巡るようになったころ、ふと思い出して「今なら、ひょっとしたら自分にも気が見えるかもしれない」と思い、試してみることにしました。
 夜になり、いつものように、気を体に巡らす修練を始めました。そして、気が体から溢れ、手から気が飛ぶ感覚を十分に感じる状態になったころ、「よし、今日こそ気を見てみよう」と思い、先生に教えてもらったことを思い出しながら試してみました。
 体の前で丸太を抱くような形を作ります。その形のまま、中指と薬指が軽く付くようにして、呼吸を整えます。すると、指の先に気が集まってくるのが感じられます。その時、軽く付いていた指を左右に離して、5センチほどの間隔になるまで広げていきました。
 するとその時、指の間に薄く白いモヤのようなものが伸びていくのが見えたのです。そうです、これが指の間にわたっている「気」で、それを確かにこの目で見た瞬間でした。
 もう少し手を左右に広げると、今度は4本の指の間に白いモヤがかかりました。そして、呼吸を整えると、そのモヤがはっきりと濃くなります。
 気をよくして、さらに手を左右に広げてみると、モヤが途中で切れてしまいました。しかし、手のまわりを、手袋のように白いモヤが包んでいるのが見えました。
 再び、手を近づけると、4本の指先を結ぶように「気」が繫がるのが見えました。
 そうです、気というのは、この目で実際に見ることができる物質だったのです。物質だからこそ、体の中で働きを持つのです。けっして、目には見えないわけの分からないものではなかったのです。
 ひょっとしたら、全宇宙に満ち溢れていて、すべての素粒子に質量を与えるというヒッグス粒子のようなものが、「気」であるのかもしれないと、そんなことをフッと思いました。

②水晶が透明になっていく。

 気功の修練を始めたころ、先生から「水晶を持ちなさい」と言われ、タテが8センチで、ヨコが5センチほどの大きな水晶をもらいました。「水晶を通すと、気のパワーが増す」とも言われ、「場を清らかにする力もある」とも言われました。
 水晶は透明ではなく、中に気泡のようなものがたくさんあって、白く濁っていました。
 水晶をもらった私は、水晶のパワーを感じたいという思いもあって、水晶に気を送り続け、夜寝る時にも水晶を握って寝るほどでした。
 そして3か月ほどした時、しげしげと水晶を眺めてみて、以前より少し透明になっているのに気がつきました。ほんの少しでしたが、確かに以前より濁った所が減っているように感じたのです。
 それからは、気功の修練をする時も、夜寝る時もずっと水晶を握り続けました。本当に気の力で水晶が透明になっていくのか、確かめたい気持ちが強かったからです。
 そんなことを1年も続けると、水晶は明らかに以前より透明になっていきました。その時、私の手から気が出ていて、その気は水晶を透明にするようなパワーがあるということを実感しました。
 その確信をさらに深めたくて、同じくらいの大きさの水晶を2個買ってきて、今度はそちらに気を送り始めました。
 最初の水晶は、たまたま透明になったのかもしれません。ほかの水晶で試しても、同じように透明になれば、私の気が水晶を透明にすることが本当だとわかります。しかし、もしならなければ、それまでだということを確かめたかったのです。
 新しい水晶に気を送り始めて3か月、水晶はどれも透明の部分が増えていきました。気を送れば送るほど、白く濁ったところが消えて、透明に変わっていったのです。
 私の手から出ている気には、何かしらのパワーがある。そのパワーは、不純なものを純粋に変えていくような、清らかなパワーであると、その時確信したのです。
 今では、透明になりつつある水晶が、3個になりました。

③気が勝手に体を駆け巡るなんて、信じられますか。

 気功の修練が進み、体に気を流すことが楽にできるようになった時、それは突然に起きました。
 右手から左手に気を飛ばし、肩を回って右手に戻す手の周天をしていました。右手をゆっくりと時計回りに回し、そのまわるリズムで右手から左手に気がゆっくりと流れていました。
 ところが突然に気の流れが速くなってきたのです。右手を回すスピードを速めたわけではありません。「あれっ」と思っているうちに、気の回るスピードがどんどん速くなっていきました。「何だこれは」と思って、右手を回すのを止めてみました。ところが気の回転は止まりません。それどころか、さっきより量もスピードも増しているのです。そうです、気が、私の思いとは離れて、自分で勝手に勢いよく回り始めたのです。まるで、早くこんなふうに勢いよく回りたかったといわんばかりに、気が自分の意志で回っているのです。
 そののち、このようなことは、足の湧泉(ゆうせん)から頭の百会(ひゃくえ)に気を流している時でも、ときどき起こるようになりました。そのたびに、その流れる量とスピードに驚くことになりました。
 私はこのことから、気は意志を持っていると思うようになりました。気は、流れたくて仕方がないのです。そして条件が整えば、自分から思う存分流れ始めるのです。そして、流れたところを清らかにし、本来の純粋さに戻そうとしているのです。
 だからこそ、その気の流れに包まれれば、私たちの体も、本来の健やかさを取り戻すことができるのでしょう。
 これは今では、私の確信になっています。

④太陽の気と結ばれ、さらに包まれた。

 「よし、今日は太陽の気を感じよう」
そう思いたって、東の山の上に昇ってきた朝の太陽に向かい合いました。
 太陽に向かいまぶたを閉じると、顔全体にあたたかな太陽の光を感じます。あたたかさを感じながら、それを眉間の間の印堂(いんどう)のツボから吸いこみ、頭いっぱいに入ったところで、息を吐きながら上半身、下半身と流していき、足の裏の湧泉(ゆうせん)から出していきます。
 湧泉(ゆうせん)から出た気が、太陽にまで戻っていくイメージを持つと、太陽と私の間に気のループができあがります。ループができると、太陽の気は、特に吸い込まなくても、印堂(いんどう)のツボからどんどんと入ってくるようになり、息を吐きながらそれを足の湧泉(ゆうせん)にまで流し、太陽に戻すことができるようになります。
 しばらく続けていると、太陽から入っている気の量が増えてきます。そしてついには私の体の中からあふれ出し、私の体を包み込むほどの流れになってきます。
 太陽からの気は、すがすがしく透明で、しかもあたたかです。そのような太陽の気の流れに身を包まれることによって、体の隅々までが清められ、さらに生きるエネルギーを与えられるのを感じました。

⑤大地の気に支えられ、さらに天に伸びた。

 「よし、今日は大地の気を感じよう」
そう思い立って、草原にあおむけに寝ました。空は青く良い天気です。
 眉間の間の印堂(いんどう)から、静かに天に向かって気を吐きます。遠く宇宙にとどく感じがすると、足の裏の湧泉(ゆうせん)が、宇宙から気が返ってきたのを感じます。さらに印堂(いんどう)から気を吐き続けると、宇宙から返ってきた気と一繫がりになり、気のループができあがります。
 気の流れが十分に感じられるようになったところで、いよいよ大地の気と繫がりにいきます。
 大地に気が満ち溢れているイメージを持ちながら、その大地の気が、私の体に入ってくることをイメージしました。すると、しばらくして大地の気が、私の背中側全体から勢いよく入ってきました。頭から体から足まで、全体が持ち上げられんばかりに勢いよく入ってきました。そしてそれが、印堂(いんどう)から勢いよく天に向かって吐き出されるようになったのです。
 まさに、私の体が大地に支えられ、さらに天に向かって成長し伸びていくような感じがしました。
 さらにしばらく続けていると、本当に体が持ち上げられてきました。大地を離れて、気の固まりが私の体を空中に持ち上げているのです。そして同時に、印堂からの気が大木のようなイメージになり、私自身が大地にがっちりと根をおろし、空に向かって伸びた屋久杉のような大木になっていったのです。
 大地の気は、いのちを支え育てる気でした。想像を超える圧倒的な力強さで私を支え、さらに育ててくれる大地の気に包まれて、伸び伸びと生きるいのちの世界を実感することができました。

 気功の世界は、伸びやかないのちに満ち溢れ、おだやかさとあたたかさに包まれた世界です。そんな不思議な気功の世界を体験してみませんか。無料体験しています、お問い合わせください。

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