誰でも6か月で気功師になれる、画期的な修練法を公開します。(前編)

①6か月で気功師になれる修練法とは。(前半)

 「自己養生気功マスターコース」は、毎回2時間の修練を12回で終了するプログラムです。毎月2回の修練をするとして、およそ6か月で終了することを目標としています。
 「6か月で卒業できます」という説明を聞いて、たいていの人は「ほんとにそんな短い時間でできるんですか?」と聞かれます。でも、始めてみると、「こういうことだったんですね」と納得されます。
 それでは、6か月で「自己養生気功」がマスターできる修練のプログラムを具体的に公開します。まずは、前半部の1
回目から6回目までを紹介します。
 ① 1回目は、気功について簡単な説明を聞いた後、さっそく気を感じる修練に入ります。1回目の終わりには、手の指で気を実感できるようになります。
 ② 2回目は、翳風(えいふう)のツボから気を入れることで、自分の体に入ってくる気を全身で実感できるようになります。
 ③ 3回目は、体の中に入っている気を、自分の思いで動かす修練をします。
 ④ 4回目は、体の中の気はツボと経絡に添って動くことを実感します。
 ⑤ 5回目は、体の上半身で気を巡らせる修練をします。
 ⑥ 6回目は、体の上半身で気を巡らせることを、より豊かに早くできるように修練します。
 以上が前半部の3か月の修練です。それでは、さらにこれを具体的に説明していきます。

②気の存在を実感し、気が体に入ることを実感するための具体的な修練。

 最初に、首こりや肩こりがあるのかないのかを確認します。コリがひどくない場合は、そのまま翳風(えいふう)のツボからゆっくりと気を入れていきます。
 その時、気が入ってくる感じがあるかないか、体に何か変化を感じるかどうかを尋ねながら、ゆっくりと気を入れていきます。尋ねながらするのは、自分の体の変化に意識を集中し、変化を感じやすくするためです。
 翳風(えいふう)から気を入れてもらえば、必ず体の中に気が入っていきます。ところが、それを体の変化を通して感じる人と、あまり実感できない人がいます。ですから、できるだけ実感できるように、体の変化を感じるように意識を集中することが必要になるのです。
 気が翳風(えいふう)から入ってくると、まず、頭に霞がかかったように、少しぼっとします。そして、霧が広がるように、気が首から肩、肩から腕へと広がっていきます。また、胸からお腹、腰そして足先へと広がっていきます。
 ところが、肩こりなどが頑固な人は、気を入れても「何も感じません」と気を実感することができないことがあります。
 そのような人の場合は、まずコリを改善することに集中します。時間いっぱいコリの改善に集中すると、首こりや肩こりがほぐれた状態になります。
 そして最後に、手の指先で気を感じてもらうと、「あっ、確かに感じます」と、感じてもらうことができるようになります。
 これが1回目と2回目の修練です。

③気が、呼吸によって動くことを実感するための修練。

 翳風(えいふう)から気が入っていって手にまで届くと、手のひらが温かくなり、指先にジワジワした感じが感じられるようになります。また、足先にとどいた時は、足の裏全体が温かくなります。
 また、体全体が少しポカポカしたようになり、全身がゆるめられたような心地よい感じになります。それで、その心地よさを感じたまま、眠ってしまう人もいます。
 どのような変化が現れるかは、人それぞれで違いますから、それぞれに確かめながら実感を広げていきます。
 体の中の気を感じられるようになったら、次にその気がツボや経絡を通って動くことを実感するようにします。
 最初は、簡単なツボ呼吸をしてみます。
 頭の中にある気を、頭のてっぺんにある百会(ひゃくえ)のツボから、静かに息を吐きながら空に向かって吐き出してみます。すると、なんとなくですが、百会(ひゃくえ)のツボから何か空気のようなものが出ていく感じがします。それを感じたら、今度は息を静かに吸いながら、百会(ひゃくえ)を通して外から気を吸いこんでみます。すると、頭に気が入ってきて少しぼっとした感じになります。これがツボ呼吸といわれるものです。
 このようにして、呼吸によって気が動くことを実感していきます。このように気を動かすことを繰り返しながら、細く長い息を吐くという、気功に必要な呼吸法を身につけていきます。
 これが、3回目と4回目の修練です。

④自分の思いで気を動かすことができることを知るための修練。

 修練が4回目をこえるようになると、翳風(えいふう)から気を入れると、すぐに全身に広がっていくようになります。ただ、体が硬いタイプの人は、実感が薄いので、コリをほぐすことを合わせてすることにしています。
 次にすることは、気を自分の思いで動かすことです。
 動かしやすいのは、腰から背骨に沿って気を吸い上げることなので、最初にその修練をします。
 腰に意識を集中すると、そこに気が集まってきます。テニスボールほどの大きさの気のまとまりを意識しながら、その気のボールを息を吸いこみながら背骨に沿って上に動かしていきます。
 一息で、30センチほど上げます。息継ぎをして、気が止まっている所を意識して、そこからまた息を吸いながら背骨に沿って吸い上げて肩甲骨の高さまでもってきます。そして同じように息を吸いながら肩までもってきます。
 次に、首の下にまで来た気のボールを、一気に頭の中に吸い上げます。気が頭に入ると、少しボッとした感じになります。
 最初は、薄い感じしかしないかもしれませんが、何かが自分の思いで動いている感じがすれば大丈夫です。
 その実感が無い時には、腰から気を吸い上げることを、何度も繰り返します。それを繰り返していると、必ず自分で気を動かしていることを実感できるようになります。
 これが、5回目の修練です。

⑤気が、自分の体を巡ることを実感するための修練。

 気のボールを、腰から背骨に沿って吸い上げてきて、頭の中にまで吸い上げる。これによって、気を自分の思いと呼吸で動かすことができることを実感します。
 次に、頭の中の気を胸に落し、鎖骨の間にある気を、今度は静かに息を吐きながら、体の前面に沿って腰まで下ろしていきます。これで、気が上半身で一周巡ることになります。経絡でいえば、体の後ろ側の督脈を通して気を吸い上げ、体の前面の任脈にそって腰まで下げることをしたことになります。このように、自分の思いで、経絡に添って気を動かすことができるようにします。
 上半身を一巡りすることができれば、後は何度も何度も繰り返して、だんだんと早く、また気の量を増やしていきます。そうすれば、気が巡っている実感は確かなものになっていきます。
 この段階から、自分で自己修練をどれほどするのかが課題になってきます。
 熱心でない人は、ただ教室に来たときだけ修練をするということになります。しかし、自宅でほとんど修練をしないと、体を巡る気の量が増えません。また、巡る速さも早くはなりません。
 気は、経絡を通せば通すほど、回数を重ねれば重ねるほど、その量が増えていくものです。
 気を体に巡らせるテクニックを伝授することはできるのですが、巡る気の量を増やすのは、自分でしてもらわなければなりません。そのことを伝えて、自宅でも修練を続けるようにお願いしています。
 これが、6回目の修練です。

 自分の思いで気を動かせるようになってみませんか。興味のある人は、体験に来てください。無料体験もしていますから、お気軽にお問い合わせください。

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